健診を受けてきました

先日、塩屋が健診を受けてきました。

古巣の病院での受診でしたので、かつて一緒に仕事させて頂いたスタッフの方々にも会えて、なんだか嬉しかったです。

さて、以前も書いたことですが、健診についてふだんから考えていることを改めてお伝えさせて頂きたいと思います。

健診は、次の2項目を大きな柱として実施されます
①生活習慣病の予防と早期発見
②がんの早期発見と早期治療

①生活習慣病とは、高血圧、脂質異常症、糖尿病などで、これらの疾患は、時に重大な疾患の原因になりえるため、該当する人に「今のままだと、こういうリスクがありますよ。だから、早めにリスクを下げましょう」と教えてあげることが本来の健診の目的です。

②また、現在は、
2人に1人がガンになる時代と言われています。現在の医療は、残念ながらガンになることを予防する力はありませんが、早期に見つければ治癒させる力はあります。だから、仮にガンが潜んでいたとしても、治せるチャンスがある段階で見つけだして、治療に繋げる。
ですので、無症状のうちにこそ検査を受けてほしいのです。
たしかに、時間も一日潰しますし、費用もかかります。
検査が嫌だ、怖い、という方もいらっしゃると思います。
でも、治せるガンをみすみす治せなくしてしまうのは、消化器科医として本当に悔しいです。

病気は時に理不尽です。
でも、どうか、勇気をもって、あなたのためだけではなく、あなたの大切な方のためにも健診を受けることを考えてみてください。
「ゼッタイ、見つけてやる」の気持ちで検査しますので。

写真は健診修了後に提供されたランチです。とっても美味しいんです。

(当院の健診ではランチはついておりませんので悪しからず、、、)