箱根駅伝に想う

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

先日、クリニックがオープンして、ちょうど1年を迎えることが出来ました。

この1年、たくさんの方々に支えて頂きながら走って参りました。

新しい患者様との出会い、2度、3度とかかりつけ医院として来院くださる方も徐々に増えて、患者様の経過を診ていけることが嬉しく思います。(私は滅多に表には出ませんが)

走る…と言えば、私は小さいころからの恒例で箱根駅伝をみます。今年も当然のごとく観戦しました。

毎回、テレビの実況でランナーの想いを聞くと、一層力強い走りに感動をもらいます。今年、総合優勝を果たした青山学院大学は6分も速いタイムで新記録を塗り替えました。100mを14秒台で走ってこのタイムだそうです。あの山をこんなに速く走れるなんて!びっくりです。山は人生にもたとえられますが、私の人生は復路といったところでしょうか?

箱根の山のような高い山を登れたとは思いませんが、平たんな道で転んでもいい、ゆっくりでもいい‥毎年みる箱根駅伝のランナーのように後悔のないよう、懸命に与えられた仕事を全うできるよう、走って行けたらいいなぁと思います。

2km走っただけで、しんどくキツイなぁと思う私が、箱根を走る選手と自分の人生を重ねるのはおかしな話ではありますが、あの走りには感動や勇気、強さといった色々な感情で心動かされてしまいます。。

1年の始動にはもってこいですね。

今年はクリニックとしては2年目になります。私たちスタッフは医療者として、人として、それぞれの患者様のお役に立てるよう、3年目、4年目へと襷が繋がっていくよう一同努力し走って参ります。。

 ちなみに院長は熊本城マラソン大会1回目から連続出場しております。

毎年、色々な思いを胸に目標を立て頑張っているようです。

今年はこののぼり旗の所で応援致します。皆さん!もしお見かけされましたら気軽にお声かけ下さい。 

 本年もしおや内科・内視鏡クリニックをどうぞよろしくお願いいたします。

事務長・看護師S

3年ぶり。ただいま、済生会熊本病院

働き方改革 第2弾

土曜日の終日診療に伴い、空いた水曜日で済生会熊本病院の消化器外来を担当します(非常勤医師として)。

これで、「拠点病院→クリニック→在宅」まで、1人の患者様を、主治医が変わることなく、1人の医者が診療することが出来ます。

少しずつ目標とする医療環境が整いつつあります。

土曜診療時間変更のお知らせと、「改めて塩屋の想い」

これまで、土曜日は9時~13時の診療としておりましたが、患者様方から、

「検査を受けたいが、土日しか休めないからなかなか受診出来ない」という声をよく聞いておりました。

そこで、20201月から土曜日の診療時間を、9時~17時(受付16:45まで)に変更致しました。

これにより、例えば、土日しか休みが取れない人などにも、内視鏡検査(特に1日がかりの大腸検査)を受けて頂くことが出来るようになりました。

 

以前にもお伝えしたことがあるかと思いますが、改めて塩屋の想いです。

病気がみつかることを恐れる必要はありません。

治せる病気を見つけられるチャンスを逃すことの方が怖いのです。

日本人の2人に1人がガンになる時代と言われています。

残念ながら、癌を予防する力は、まだ今の医療にはありません。

しかし、早期に発見すれば、ガンを治す力はあります。

どうか、勇気を持って検査を受けて下さい。

 

なお、土曜日の診療時間変更に伴い、水曜日を休診とさせて頂きますので、どうぞご了承下さい。

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

20191月に産声をあげました、しおや内科・内視鏡クリニックですが、お陰様で115日に無事に開業1周年を迎えることが出来ます。

これもひとえに皆様のご指導・ご鞭撻のお陰と深く感謝申し上げます。

まだまだ至らぬ点もあると存じますが、スタッフ一同、皆さまの健康ライフのお役に立ちたい、との思いで、日々の診療に邁進していく所存です。

地域の皆様に必要とされるようなクリニックに育っていくよう努力して参る所存でございますので、今後ともご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

            しおや内科・内視鏡クリニック 一同

ホスピタリティ

こんにちはスタッフのwです。

今年も残りわずかとなりましたね。

あっという間の1年だったと毎年思います・・・

 

さて、皆様のお家では何かペットを飼われていますか?

我が家にはもうすぐ2歳になるトイ・プードルがいます。

この子が家に来た当時私は先住犬を亡くしたばかりで

思い出しては涙する日々でした。

でも、そんな時は必ず私のそばに来て心配そうに顔を覗き込んだり

お気に入りのオモチャを持ってきてそっと膝の上に置いてくれたり・・・

本当に優しい良い子なんです!(犬バカですね)

そんな様子を見ているときっとこの子は自分の周りの人を常に気遣

注意深く観察しているのだなあと思います。

 

 

クリニックへ来院される患者様やご家族様は不安・心配・緊張など

色々な思いで受診されると思います。

身体的な苦痛は先生にしか取り除けないかもしれませんが、それ以

外の部分では私達スタッフにも何か出来るのでは?と常々考えてい

ます。

「このクリニックに来て良かった」と思って頂ける様に私も自分の

愛犬を見習い、ホスピタリティの精神を忘れず日々努めていきたい

と思いますので、皆様も何か気になる事があればご遠慮なくスタッ

フにお申し付け下さい。

 

最近・・・

朝晩はめっきり寒くなりましたね。

だんだんと朝布団から出るのが辛い季節になってきました。

寒いと何かと外に出るのが億劫になりますが、イルミネーションがきれいな時期でもあります。

休みの日にはよく子供と空港に飛行機を見に行きます。

先日空港へ行ったときには17時を過ぎており、あっという間に辺りは真っ暗に。

しかし、空港の光がとてもきれいでした。

親は寒くて早く帰りたいのですが、子供はなかなか帰ろうとせず、寒い中飛行機が離着陸するたび大興奮に走り回り、一人汗をかいていました。

ちなみに写真は宮崎の空港です。

宮崎の空港のデッキにはセスナ機が置いてあり、セスナ機の中の見学もできます。子供はもちろん、飛行機好きの大人の方も見学できますよ。

今回はひとつ個人的な宮崎のおすすめをご紹介します(*^_^*)

宮崎名物は、チキン南蛮や冷や汁などですが・・・

この【喜スパイス】美味しいんです!

お醤油を粉末にしたものに、胡椒、鰹エキス、食塩、ガーリック、パプリカ、オニオン、レッドペッパー、唐辛子、オレガノ、他15種類ほどを粗挽きブレンドした万能スパイスです。サービスエリアやスーパーに置いてあるところもありますので、宮崎に行くことがあれば是非購入してください!!

寒くなると体調を壊しやすくなる時期でもあります。皆様体調にお気をつけて、何は気になることがあれば何でもクリニックへご相談ください(^^)

そして、インフルエンザも流行期に入っています。引き続きインフルエンザの予防接種も予約承っております。

以上、宮崎弁炸裂のナースUがお届けしました。

 

「30年前の君へ」 

熊本医師会の会報誌に寄稿した文章ですが、少し反響を頂いたので、こちらにも記載させて頂きます。(著作権は僕にあるはずなのでいいですよね?)
塩屋という人間が、どういう想いで医師という仕事を選んだのか知って頂けるかと思いますので、ちょっと(かなり)長いですが、ご興味があれば、どうぞお読みください。
「30年前の君へ」
はじめまして。
平成311月に江越に「しおや内科・内視鏡クリニック」を開設致しました塩屋と申します。
宮崎県の西都市という田舎町の出身です。
私は常々、「人生はご縁とタイミングと決断」を信条として考えておりますが、高校生の頃までは本気でパイロットになりたくて、休日は(飛行機を眺めに)空港に通い、英会話学校に通い、航空大学校志願だった自分が、まさか熊本でクリニックを開業するとは、、、
それこそ、高校時代の自分が30年後の自分の状況を聞いたら、絶対信じないでしょう。
いったい、どういうご縁で、どういうタイミングで、どう決断して、今の状況になったのか、高校時代の自分に納得してもらえるよう説明してみたいと思います。

高校12年と、周囲の同級生が模擬試験の志願校に有名大学や医学部をマークするなか、君は志願校リストに記載さえされていない「航空大学校」を「その他」の欄に書いてたね。
当時、パイロットになるには、裸眼で1.0以上の視力が必要だったけど、君は、田舎の出身だったから(かは分からないが)、ずっと、両眼とも2.0だった。それが、高校3年になって、突如、視力が落ち始めた。1.0を切った時点で、パイロットの道は諦めざるを得なくなった。そしたら、今度は、航空管制官になりたい、と言い出した。だから、今度は模擬試験は、さらに志願校リストに載っていない「航空保安大学校」だ。しかし、高校3年の秋くらいには、管制官になるために必要な裸眼視力0.7も切ってしまった。それでも、どうしても航空関係に進みたかった君は、結果的に、某大学の某工学科を受験したけど、見事に落ちた。
そこから紆余曲折あって、最終的には、航空とは関係ない某大学へ進学した。ただ、君の中には、「何か違う」という気持ちがずっとあった。それで、「自分が本当にやりたい仕事は何なのか?」と、少しでもヒントを得ようと、あらゆるジャンルの本を読んだ。大学の講義も出ずに。
その時に出会ったのが、当時はまだホスピスという言葉も定着していない時代だったけど、ホスピス医の先駆け的な活動をされていた山崎章郎先生が執筆された「病院で死ぬということ」だった。
その本の中に、こう書かれていた。
「もう余命いくばくもない患者様が、最期にワインを飲みたいと言ったら、私は薬ではなく、ワインを処方するだろう」この1節を読んで、
「これだ!自分がやりたいのはこういうことなんだ」と思った。
 
君は人が好きだし、人の世話を焼くのも好きだ。要するにおせっかいだ。
人とかかわる仕事をしたい、それもその人にとって深い部分でかかわれる仕事、その点、命と対峙する医師という仕事ほど、人と深くかかわれる仕事はないんじゃないだろうかと考えた。
そして気づいた。
君は、ほんとは高校の頃から医者になりたかったんだ。
ただ、医者とは無縁の家庭環境で、決して裕福でもなく、成績も中途半端にいいくらいで、医者になろうなんて、現実的には考えられなかった。
 でも、緩和医療のことを知って、心の底から医者になりたいと願った。
当時の日記には、「必ず良い医者になるから、どうか医者にならせてください」と書いてある。いったい、どんな医者が良い医者なのか、誰にお願いしてるのかは知らないが。
いずれにしても、君はようやく本気で目指せる目標が出来た。それで大学1年生の夏休みに宮崎の実家に帰省して両親に頭を下げた。「あと1回だけ挑戦させてほしい」と。
経済的には厳しい家庭だったけど、父は「お前の人生だ。お前の好きなようにしろ。親として、子供の夢を叶えてあげることが親の務めだ」と言って、背中を押してくれた。母は何も言わず、優しいほほえみで背中を押してくれた。
君は、 後期から大学を休学してしまった。つまり、受験に失敗すれば、そこで留年するしかないという形で、自分の退路を絶った。実家に戻ると甘えが出ると言って、大学のある町で一人暮らしをしながら、受験勉強を再開した。ローソンでバイト生活をしながら。
そして、その年度の3月、ようやく医学部生になることができた。 ローソンの店長とバイト仲間が祝福してくれたのが嬉しかったね。
6年後、医師国家試験をパスした君は、熊大の第二内科に入局した。
その後、八代総合病院(現、熊本総合病院)、小国公立病院で内科医として研修をし、最も多い癌種は消化器癌だと感じて、消化器科を専門にしていこうと決めた。
少し話を戻そう。 
医者を目指したきっかけは緩和ケア医だったけど、積極的治療の限界を知らずして、緩和治療は出来ない、というのが君の持論だった。
たしかに、好き好んで緩和治療を希望する人はいない。「他にもう施す手立てがなくなった」と医者に言われて、患者さんは緩和治療を選択せざるを得ない。だから、本当にもう施す手立てがないのか、その見極めが出来るようにと、あえて、緩和治療とは真逆の積極的治療の限界を知るために、急性期・がん拠点病院で勉強することにした。
結果、そこで10年半、消化器科医として、ド素人から独り立ちするところまで育ててもらった。バリバリの急性期病院で、そのactiveな職場は非常に楽しかったし、良い仲間にも恵まれて、そのまま、そこで医師人生を終えるのもいいかなと思った時期もあったね。
でも、やはり、緩和ケアへの思いが強くなってきた。結局、10年半勤めた急性期病院を辞めて、鶴田病院へ異動し、緩和の勉強をさせてもらうことにした。
鶴田病院の緩和ケア病棟で主治医をさせて頂いて、数多くの患者様の最期に立ち会わせて頂いた。その中に、時々、妙に君の心の琴線に触れてくる患者様がいらっしゃって、そんな時は患者さんと一緒に落ち込んでしまうことも多々あって、あまり自分のメンタルコントロールが得意ではない君は、もしかしたら向いてないかもしれない、と感じた。 
それで、いったん緩和からは距離を置いたほうがいいかもしれない、と思い始めた。
それと同じ頃、趣味のマラソンを通じて、開業された先輩方の話を聞く機会を数多く得られた。そんな中で、君自身も開業したい、との思いを抱き始めた。
結果、緩和ケアではなく、「内科・内視鏡クリニック」として開業に至った、というわけだ。
でも、君の気持ちの中には、やはり緩和ケアの思いがあるのは知っている。
クリニックに通院してくれている患者様が年老いて通院が難しくなった時は、訪問診療を検討するし、またその患者様が自宅での最期を希望すれば、在宅緩和治療を検討するんだろう?
長くなったけど、
視力が落ちたこと、挫折という形で他大学へ進学したことで、自分が本当にかかわりたかった仕事に気づき、両親の後押しがあって医者になれて、同僚、先輩、後輩、家族、たくさんの人たちからの支援があった。そして何よりもたくさんの患者さんが君を医者として育ててくれた。そういう、ご縁とタイミングと決断で、今の君がいる。
 
というわけで、パイロットになって空を飛び回ると信じて疑わなかった高校生は、45歳で故郷とお隣の熊本県でクリニックを開設してる。
信じてくれないだろうな~。
あ、ところで君、
30年後、君は高所恐怖症になってるよ。
よかったね、パイロットにならなくて。
職を失うところだったよ。(終)
写真は僕の人生を変えてくれた本です。

えっ、もう年末??

朝晩の冷え込みを感じるようになってきましたね。

そろそろ冬の気配かな、なんて感じてたら、2019年があと1ヵ月半しかないんですね。

いやぁ、1年早いもんです。

今年は平成から令和へ元号がかわり、みなさんも色々と感じるところがあるんじゃないでしょうか?

さてさて、しおやクリニック(正確には「しおや内科・内視鏡クリニック」)は元気に診療しております。

113日には、僕に半強制的に参加を強いられたメンバーで熊本リレーマラソンを走ってきました(パワハラじゃないですよ!)。

娘のお友達や、旧職場同僚のヘルプもあって、15人で3時間46分で無事完走しました!

今回のレースプランは、「タイムじゃないのよ、宣伝よ!」ということで、クリニックカラーの青で統一したTシャツとノボリで宣伝してきました。

(カープファンの僕はクリニックカラーは赤にしたかったのですが、消化器科で、赤は出血をイメージさせるので、DeNAベイスターズに魂を売りました)。

 

と、冗談はさておき、今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いようです。

当院でも予防接種を開始しておりますので、まだ、接種がお済みでない方はお電話もしくはネット予約でお申し込み下さい。

それでは、みなさん、1年の締めくくり、頑張りましょう!!

秋と言えば・・・

こんにちは、スタッフHです。

朝夕すっかり涼しくなり、昼間も過ごしやすくなりましたね(^^)

 

皆さんは秋と言えば何を思い浮かべますか?

スポーツ、読書、食欲、芸術、紅葉など・・・

色々思い浮かびますが、私はやっぱり“食欲の秋”です。

秋は美味しい物がたくさんあり、ついつい食べ過ぎて体重も右肩上がりです(>_<)

 

また秋の花と言えば“コスモス”ですね。

ということで、先日、萌の里にコスモスを見に行ってきました。

白、濃赤、ピンクの柔らかな色合いのコスモスが咲きほこり、ちょうど見頃でした。

西原村の道路も全面開通し、復旧した町並みや壮大な俵山を眺めドライブにもぴったりでした。

 

 

そして、昼食はガッツリ、とんかつを頂きました。

もちろん、おかわりさせていただき、満腹・満足(*^_^*)

さらにデザート(笑)

並んでも食べたいかき氷・・・『モリチク』へ今年も行ってきました。

期待を裏切らない安定のおいしさ(*^_^*)

連休は心身ともに満足し、皆様をお迎えするためにエネルギー満タンです。

 

今年、ある事をきっかけに空を見上げることが日課になりました。

秋の空は青く、自然と心の中で“今日も一日無事に過ごせますように・・”と祈りたくなります。

先日、台風が日本列島を直撃し、大きな被害が出てしまいました。

被災地の一日も早い復興をお祈り致します。

 

昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の方へ(続報)

前回、風しん抗体検査についてご案内致しましたが、抗体検査後の流れについて、ご説明致します。

ただし、検査後の対応は各医療機関によって異なり、下記内容は、あくまでも当院での対応です。(詳細は検査を受けられた医療機関でご確認下さい)

 

~抗体検査後~

・結果が判明するまで1週間ほどの期間を要します。

・予防接種が必要かor不要かお伝え致しますので、1週間後をめどにクリニックまでお電話下さい。 TEL 096-377-5408

お電話でご確認頂いたあと、下記の通りの対応とさせて頂きます。

 

●予防接種が不要な方

⇒抗体検査結果をご自宅に郵送致します。

(来院頂く必要はございません)

 

●予防接種が必要な方

(当院で予防接種を受けられる方)

⇒クーポン券、本人確認書類(免許証、保険証、マイナンバーカードのいずれか)をお持ちのうえ、御来院ください。

ワクチン入荷を要するため、事前にお電話でご予約下さい。

TEL 096-377-5408

 

●予防接種が必要な方

(他の医療機関で予防接種を受けられる方)

⇒抗体検査結果通知をお渡ししますので、お手数ですが当院へご来院ください。

恐れ入りますが、郵送事故防止のため、直接のお渡しとさせていただきます。

*なお、既報の「風しん抗体検査ご案内」の内容は下記をご参照下さい。